SERVICE GUIDE — ファンマーケティング
ファンをつくり、
選ばれるブランドになる方法。
Overview
価格で選ばれた会社は、
価格で離れられます。
広告を出せばお客様は来ます。ただし、出すのをやめた翌月から、また同じところに戻ります。
ファンマーケティングは、集める量を増やす考え方ではなく、すでに出会えた方との関係を深め、その方が周りに伝えてくださる状態をつくる考え方です。
そのために弊社が最初に整えるのは、施策の数ではなく「この会社は何者か」を伝える見た目と言葉です。ご相談は、次の4つのフェーズで進めます。
PHASE 01
定める
何を好きになっていただくのか。事業の核をヒアリングで言葉にし、ロゴマークという一つの形にまとめます。
PHASE 02
揃える
名刺・Webサイト・封筒・グッズ。すべての接点を、同じ顔・同じ色・同じ言葉づかいに揃えます。
PHASE 03
届ける
接点の数と回数を増やします。渡す・送る・見てもらう。同じ顔で繰り返し出会うことが記憶になります。
PHASE 04
広がる
ファンは人に薦めてくださいます。語りやすい形と物語があれば、伝わり方まで揃っていきます。
弊社が大事にしているのは、施策を増やす前に、何を好きになっていただくのかを一つに定めることという順序です。そこが決まっていないと、接点を増やすほどブランドはぼやけていきます。
Why Fans
売上を支えているのは、新しいお客様ではありません。
マーケティングの世界では、古くから次のような経験則が知られています。
いずれも業種や条件で変わる目安ですが、示している方向は共通しています——すでにいてくださる方を大切にするほうが、費用対効果は高いということです。
1 : 5 の法則
新しいお客様を1人獲得する費用は、既存のお客様に再びご購入いただく費用のおよそ5倍かかるといわれます。
5 : 25 の法則
離れてしまうお客様を5%減らすと、利益は25〜85%改善する。1990年に発表された調査結果です。
パレートの法則
売上の大半は、上位2割のお客様が支えているという経験則。その2割が、いわゆるファンにあたる方々です。
上位2割が売上の大半を支える — パレートの法則
※ 比率は業種によって変わりますが、「一部のお客様が売上の大半を支えている」という形はほとんどの事業に当てはまります。
つまり、新規のお客様を追いかけ続けるより、一度出会えた方に「またここにしよう」と思っていただくほうが、ずっと安く、ずっと確実だということです。問題は、どうすればそう思っていただけるのか。次のページから順にご説明します。(数字の出典は巻末に記載しています)
01
Customer or Fan
リピーターとファンは、別のものです。
何度も買ってくださる方が、必ずしもファンとは限りません。
「不満がないから続けている」だけの関係は、もっと安い選択肢が現れた瞬間に終わります。
TYPE A
一見のお客様
価格・立地・納期といった条件で選んでいます。より良い条件が現れれば、迷わずそちらに移ります。会社の名前も覚えていません。
TYPE B
リピーター
満足はしていますが、理由は「不満がないから」。比較されると弱く、値上げや担当者の交代がきっかけで離れていきます。
TYPE C
ファン
価値観に共感しています。多少高くても、多少遠くても選び、聞かれてもいないのに人に薦めてくださいます。
ファンになるまでの5段階
1Know知る
2Try試す
3Repeatまた買う
4Love好きになる
5Share人に薦める
広告・販促で動かせる範囲
ブランドの一貫性が効いてくる範囲
※ 広告費で買えるのは「知る」「試す」までです。3段階目から先は、出会うたびの印象が積み重なって育つもので、お金では買えません。だからこそ、時間をかけた会社が強くなります。
02
Brand Touchpoints
ブランドとは、接点の合計のことです。
お客様はロゴだけを見て会社を判断しているわけではありません。名刺、ホームページ、封筒、看板、渡されたノベルティ——出会ったすべての合計で「こういう会社だ」と受け取ります。
御社には、すでにこれだけの接点があります。
BASIC
すでに持っている
ロゴマーク名刺ホームページ
封筒・便箋請求書・帳票看板・サイン
意識せずとも、毎日誰かの目に触れています。
EXTENDED
増やしたい
会社案内SNSメール署名
制服・作業着社用車ショップカード
接点の数が増えるほど、思い出される回数も増えます。
MEMORABLE
記憶に残る
ノベルティTシャツ・キャップステッカー
トートバッグパッケージ・紙袋のぼり
展示会ブースオリジナルグッズ
手元に残り、使うたびに思い出していただけます。
問題は、これらが別々のタイミングで、別々の人の手で作られてきたことです。名刺は印刷会社に、ホームページは制作会社に、チラシは知り合いに。一つひとつは悪くないのに、並べると別の会社に見える——多くの会社で起きていることです。
Why It Starts With a Logo
すべての接点は、ロゴマークから複製されます。
色も、書体も、余白の取り方も、写真の選び方も、起点をたどればロゴマークに行き着きます。
逆にロゴが定まっていないと、接点ごとに「そのときの担当者の好み」で決まってしまいます。
だから弊社は、ファンづくりのご相談をロゴマークから始めていただくことをおすすめしています。
弊社がロゴマークをお作りするとき、ロゴ単体の見栄えだけで判断しません。名刺に載せたら、封筒に刷ったら、スマートフォンで見たら、刺繍にしたらどう見えるか——展開先での姿を確認しながら形を決めます。ここが、次のページでご説明する弊社の考え方の中心です。
Three Differences
弊社のロゴマークが、他社と違うところ。
ロゴマークは、いまや数千円でも手に入ります。テンプレートを選ぶだけのサービスも、AIが自動生成するサービスもあります。
それでも弊社がやり方を変えないのは、ファンがつくのは「形」ではなく「決めた理由」のほうだからです。
POINT 01 — HEARING
独自のヒアリングシート
社名の由来、事業に込めた想い、将来への展望まで伺います。会社案内には書かれていないことばかりで、お話を聞かせていただくことでしか形にできません。
POINT 02 — DRAWING
100以上の手描きから3案へ
いきなりパソコンには向かいません。100以上のアイデアスケッチを手で描き、コンセプトに合致する3案だけを選び出し、それぞれの意図とともにご提案します。
POINT 03 — BRANDING
展開まで見据えて設計
名刺・封筒・Web・グッズでの見え方を確認しながら形を決めます。小さくしても潰れない、1色でも成立する——使い続けられる強さを最初から織り込みます。
つくったあとも、お預かりします。
納品は Illustrator・Figma・Canva などご指定の形式で。ロゴデータは弊社でも半永久的に責任を持って保管しますので、担当者が代わってもデータを探していただく必要はありません。使い方のルールを定めるロゴマニュアル(オプション)をご用意すれば、社内の誰が使っても同じ顔を保てます。
Comparison
同じ「ロゴ制作」でも、中身が違います。
項目
よくあるロゴ制作
株式会社フォーユー
出発点
好きなテイストや、参考にしたい他社事例から。
社名の由来と、事業に込めた想いのヒアリングから。
案の出し方
パソコン上で数案を作成し、そのまま提出。
手描きスケッチ100以上から、3案に絞り込み。
提案の中身
できあがった形のみ。選ぶ基準は「好みかどうか」。
3案それぞれにデザインコンセプトを添えてご説明。
展開の想定
ロゴ単体で完結。使ってみて初めて問題に気づく。
名刺・封筒・Web・グッズでの見え方まで確認して確定。
納品後
データはお客様の管理。紛失すると作り直しに。
弊社でも半永久的に保管。ご指定の形式で再納品可。
使い方のルール
なし。社内で使ううちに、少しずつ崩れていく。
ロゴマニュアルで色・余白・禁止事項まで規定(オプション)。
その先
ロゴを受け取って、そこで終わり。
名刺・Web・グッズまで同じ担当が一貫して制作。
安く、早くつくる方法はいくらでもあります。ただ、5年後10年後に効いてくるのは、その形にした理由が残っているかどうかです。理由のないロゴは、担当者が代わった瞬間に根拠を失います。
03
Applications
名刺、Webサイト、グッズ。役割が違います。
同じロゴを載せるだけではありません。3つはそれぞれ、ファンづくりの中で担う役割が違います。
ロゴマークから名刺・Webサイト・グッズまで、弊社では同じ担当が一貫してお作りします。途中で顔が変わってしまうことはありません。
CARD — 手に渡る
名刺
唯一、必ず相手の手に渡る接点です。捨てられにくく、机の引き出しに残り続けます。紙質や加工の質感まで含めて「この会社は丁寧だ」が伝わります。
WEB — 探される
Webサイト
最も多くの人が最初に触れる場所であり、名刺を渡したあとに必ず見られる場所でもあります。24時間、同じ品質で会社の考えを話し続けます。
GOODS — 残る
グッズ・ノベルティ
Tシャツ、ステッカー、トートバッグ。日常の中に置かれ、使うたびに思い出していただけます。ファンにとっては、好意を表明する手段にもなります。
このほか封筒・便箋などの帳票類、会社案内、パッケージ、看板まで、ロゴを使ったブランドの親和性が取れたデザインをご提案いたします。一度に全部そろえる必要はありません。作り替えの時期が来たものから、順に揃えていけば十分です。
04
Keep Going
ファンは、施策では増えません。
つくって終わりにすると、せっかく揃えた顔は少しずつ崩れていきます。
ファンが増えるのは、キャンペーンを打ったときではなく、同じ顔で、長く、繰り返し出会い続けたときです。弊社では次の4つを、つくったあとのご支援としてご用意しています。
KEEP 01
止めない
Webサイトの保守運用をお引き受けします。更新が止まったサイトは、それ自体がメッセージになってしまいます。
KEEP 02
聞く
お客様の声を集め、掲載します。ファンの言葉は、会社が自分で語る100の説明より強く伝わります。
KEEP 03
渡す
名刺の刷り増し、ノベルティの追加制作。同じ仕様のままお作りできるよう、データをお預かりしています。
KEEP 04
語れるようにする
なぜこの形なのか、なぜこの色なのか。説明できる物語があると、社員の方自身が語り手になります。
ファンを増やすのは、デザインではなくそこで働く方々です。自社のロゴを気に入っている会社は、名刺の渡し方から違います。社内に誇りが生まれること——それが最大の効果とも言えます。
What Matters Most
結局、重要なのは5つ。
01
条件で選ばれない
価格や納期で選ばれた関係は、価格や納期で終わります。選ばれ続けるには、比べられない理由が要ります。
02
好かれるのは"らしさ"
ファンがついているのは商品ではなく、見た目・言葉・体験・一貫性・物語が重なった、その会社らしさです。
03
ブランドは接点の合計
名刺、Web、封筒、グッズ。一つひとつが良くても、揃っていなければ記憶は積み上がりません。
04
起点はロゴマーク
色も書体も余白も、たどればロゴに行き着きます。だからロゴは、展開先での見え方まで見据えて作ります。
05
続けた会社が強くなる
同じ顔で、長く、繰り返し出会うこと。ファンは施策では増えず、時間をかけた会社にだけ積み上がります。
ただ作るだけじゃない。誰よりも考え抜き、誰よりも相手を思いやり、誰よりも責任感をもって。クリエイティブの力で、みんなを幸せに。それが、弊社の考えるブランディングです。